つくる

  1. 建替え時の取組
  2. 既存住宅の取組
  3. 高齢者向け住宅の整備
  4. 高齢者福祉施設の誘致

建替え時の取組

公社住宅の建替えでは、世帯構成やライフステージに応じた、多様な広さや間取りの住宅を提供し、居住性に配慮した住宅設備を導入しています

手すり

玄関など、段差のある場所での動作や靴の脱ぎ履きを補助します。

サポートチェア
モニター付きインターホン

突然の訪問者も顔がわかり安心です。

床暖房設備

足元から部屋全体をあたためます。
イメージ画像:東京ガス(株)提供

温水洗浄機能付き暖房便座トイレ

暖房便座付きで、寒い冬でも快適です。

コーシャハイム中野弥生町(中野区)

大規模団地の建替えでは、敷地内に広い公園を整備し、ベンチ等を設置することで地域住民の交流の場となっています。また、一時避難場所となるオープンスペースの確保とともに、防災井戸やマンホールトイレなどを設置し、地域の防災機能の向上に努めています。

防災井戸
災害時にも生活用水を確保することができます。

マンホールトイ
簡易トイレをマンホールの上に設置して使用します。

かまどベンチ
炊き出し用にかまどの機能を兼ね備えたベンチです。

既存住宅の取組

既存の公社住宅では、高齢者が安全に生活できるよう、住戸内や共用部の改善に取り組んでいます

住宅設備改善

高齢者やお体の不自由な方がお住まいの住戸では、希望により、手すりや緊急用ブザー付きインターホン等の設備工事を実施しています。

共用部の改修

共用部では、段差解消や手すりの設置等により高齢者が転倒しないよう配慮しています。

トミンハイム小豆沢(板橋区)

エントランスホールにベンチを設置し、住民同士の交流の場として改修しました。

トミンハイム松江二丁目(江戸川区)

転倒防止のため、段差解消や手すりの設置等を進めています。

外構の整備

敷地内の段差解消や歩行空間の整備など、高齢者に優しい住環境の整備に取り組んでいます。また、公園には子どもの遊具だけでなく、高齢者も利用することができる健康遊具を設置するなど、多世代が交流できる場づくりに努めています。

町田木曽住宅(町田市)

敷地内を整備する際に遊歩道を設け、高齢者のお散歩コースとなっています。

健康遊具や休憩用ベンチを設置し、住民の憩いの場となっています。

▶︎高齢者向け住宅の整備

事業者等と連携し、生活支援サービスや介護サービス等を受けられる高齢者向け住宅を整備しています

サービス付き高齢者向け住宅

サービススタッフによる生活相談や緊急時対応・安否確認等の生活支援サービスが提供され、必要な場合に併設施設の介護サービスや在宅医療などを利用できる住宅です。当社がサービス付き高齢者向け住宅の建設を行い、公募により選定した事業者に一括賃貸し、事業者が入居者募集、管理運営業務を行っています。

「コーシャハイム向原」(板橋区)

開設:平成26年4月 管理戸数:全50戸 
管理運営:社会福祉法人こうほうえん

「コーシャハイム平尾」(稲城市)

開設:平成29年5月 管理戸数:全65戸 
管理運営:SOMPOケア株式会社

ケア付き高齢者住宅 「明日見らいふ南大沢」(八王子市)

平成8年6月、高齢社会の到来を見据え、利用権方式・前払金一括方式によるケア付き高齢者住宅「明日見らいふ南大沢」を開設しました。管理運営を社会福祉法人聖隷福祉事業団へ業務委託し、生活利便サービスや介護サービスなど各種サービスを組み合わせ、将来にわたる生活の場を提供しています。


「明日見らいふ南大沢」

様々なサークル活動で制作した作品を披露する作品展の様子

納涼祭の様子。四季折々で様々なイベントを開催しています。

高齢者福祉施設等の誘致

建替えにより創出した用地を社会福祉法人等に賃貸し、特別養護老人ホームなどの高齢者福祉施設を誘致しています

東京都では、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、多様な住まいの整備を促進しています。一方で、施設整備に適した土地の確保が困難となっています。こうしたことから、当社は住宅の建替えにより創出した用地に高齢者福祉施設等を誘致することで、地域の福祉インフラ整備を推進しています。

ケアホーム板橋(板橋区)
特別養護老人ホーム等複合型高齢者施設

特別養護老人ホーム(定員200人)
併設型ショートステイ(定員20人)
都市型軽費老人ホーム(定員20人)
認知症高齢者グループホーム(定員18人)
地域包括支援センター、
防災拠点型地域交流スペース
●整備・運営事業者:社会福祉法人平成記念会
●開設:令和元年6月

優っくり村 文京小日向(文京区)
特別養護老人ホーム等複合型高齢者施設

地域密着型特別養護老人ホーム(定員24人)
認知症高齢者グループホーム(定員18人)
小規模多機能型居宅介護(登録定員29人)
地域交流スペース
●整備・運営事業者:社会福祉法人奉優会
●開設:令和2年3月

向原団地再生プロジェクト(板橋区)

人と人、人と住まい、人とまち、「ツナガリノマチ向原」をコンセプトに、誰もが生き生きと暮らし続けることのできる「まち」として再生

敷地約5.6haの広大な土地に、32棟、840戸の大規模団地として昭和33年に誕生した向原住宅。地域に貢献するまちづくりのコンセプトを承継しながら、今の時代に求められる安全・安心な住まい、活気ある魅力にあふれる「まち」に蘇らせることを目指しました。
緑あふれる開放感のある向原住宅の魅力を受け継ぎながら、多世代が安心して暮らすことができるよう、多様な広さや間取りの住宅を供給するとともに、建替えにより創出した用地には、地域の福祉サービスの拠点として高齢者福祉施設や障がい者施設、認可保育所等を誘致しました。

向原団地再生プロジェクト(板橋区)の配置図

これから

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