自治体×JKK
自治体と連携して高齢者が住みやすい環境づくりに取り組んでいます
地元自治体が行う、高齢者のための介護予防活動や地域コミュニティ活動等の場所として、賃貸店舗や、コミュニティサロン(集会所)等を提供しています。
なかの元気アップ体操(中野区)
「コーシャハイム中野弥生町」と「コーシャハイム上鷺宮」のコミュニティサロン(集会所)を活用し、中野区主催による「なかの元気アップ体操ひろば」を開催しています。この活動は、介護予防・日常生活支援総合事業をもとに、公社と中野区が「全員参加型」の地域づくりに向けて、お互いに連携を図ることで実現しました。
※介護予防・日常生活支援総合事業とは、要支援者等の方に対する効果的かつ効率的な支援を目的として、地元自治体が中心となって地域の支えあい体制づくりを推進する厚生労働省による総合事業です。
シルバーふらっと相談室松が谷(八王子市)
「コーシャハイム松が谷」の店舗の一室では、八王子市が高齢者対象の相談窓口を開いています。地域の方が気軽に立ち寄れるスペースを設け、高齢者の居場所、見守り活動等の拠点となっています。
活動内容
相談室では、高齢者が自宅で安心して生活を送れるよう、その生活実態の把握や、地域包括支援センター「高齢者あんしん相談センター由木東」と連携した高齢者に対する見守りを行い、緊急通報システムを活用した緊急時の対応など必要な支援を行うとともに、高齢者からの相談を受けて問題解決に当たります。
東京都居住支援協議会
東京都は、高齢者や障がい者、外国人、ひとり親世帯など住宅の確保に配慮が必要な方々に対して、賃貸住宅への円滑な入居をサポートする取組を居住支援協議会を通じて行っています。
当社は居住支援協議会が主催するセミナーに参加し、安心してお住まいいただける公社住宅をご案内しています。
安否確認への対応
JKK東京 お客さまセンター(コールセンター)では安全・安心にお住まいいただくため、入居者の安否にかかわる確認や修繕・事故等、緊急時の要請に24時間365日対応しています。
安否確認要請について、より的確に対応するため、 39区市町と協定を締結し、地元自治体の福祉部門との連携強化を図っています。
JKK東京 お客さまセンター
安否確認協定締結自治体 (令和3年12月時点)
安否確認協定 締結40区市町 (15区24市1町)
締結済自治体
地域ケア会議※等への参加
地域包括支援センターや区市町村が主催する地域ケア会議や連絡協議会等に、当社職員が参加し、地域関係者との連携強化に努めています。
※地域ケア会議とは、行政職員をはじめ、地域の多職種にわたる関係者から構成される会議であり、ケアシステムの構築のほか、個別課題の解決や地域包括支援ネットワークの構築、地域課題の発見等に取り組んでいます。
自治体×住民グループ×JKK
公社住宅のコミュニティサロン(集会所)が自治体と住民グループの活動の場として活用されています
フレイル※予防会食サロン(東村山市)
東村山市にある「久米川駅東住宅」では、コミュニティサロン(集会所)を活用し、東村山市主催のフレイル予防を目的とした講習会を受講した地域の方々が「フレイルサポーター」兼「食支援サポーター」となって、会食サロンを開き、交流の場づくりに取り組んでいます。
会食サロンの様子
※フレイルとは、加齢により健常な状態から要介護状態になるまでのことを示します。生活習慣病の予防とともに、運動機能・認知機能の低下を防ぎ、社会的に関わりを保ち続けることがフレイル予防につながります。
フレイル測定会の様子
フレイル予防の根幹は食生活
東村山市は食生活をフレイル予防の根幹として重視し、食事・栄養指導やオーラルケアをメインとしたフレイル予防の取組を自治体で初めて行いました。久米川駅東住宅では、フレイル測定会(アンケートや体力測定など)を開催し、参加者が食生活の見直しによる自身の体調変化を実感しながら、体力づくりに取り組んでいます。
事業者×JKK
公社住宅内にある賃貸店舗や地域交流スペースでは、高齢者や障がい者等の支援をしているNPO法人等が活躍しています
賃貸店舗では、高齢者の生活支援を行っているNPO法人等が高齢者の居場所づくりや生活支援に取り組んでいます。
NPO法人
喫茶ポーポーの木 平尾住宅(稲城市)
特定非営利活動法人NPOふれあい広場ポーポーの木が、地域住民のネットワークづくりの場として、2006年からコミュニティ喫茶を運営しています。食事や定期的なイベント等を通して、地域住民の健康とコミュニティの活性化に取り組んでいます。
喫茶店に地域住民が集まって談笑している様子
らいふねっとMOE 多摩ニュータウン鹿島(八王子市)
特定非営利活動法人らいふねっとMOEが鹿島地域を中心に介護保険事業やふれあい活動、地域交流の場として賃貸店舗を運営しています。介護予防のためのリハビリ運動や日常のコミュニケーションを通して、高齢者が安心して暮らせる温かい地域づくりに取り組んでいます。
リハビリや談笑をしながら介護予防に取り組んでいる様子
公社住宅内の多世代交流スベースでイペントを開催し、高齢者と多世代がつながるきっかけづくりに取り組んでいます。
社会福祉法人
寺子屋むかいはら コーシャハイム向原(板橋区)
サービス付き高齢者向け住宅の運営事業者である社会福祉法人こうほうえんが、在宅生活を支える勉強会として、認知症や高齢者の健康等様々なテーマで講座を開催しています。
「認知症になっても地域で生活し続けられる」をテーマに開かれた認知症講座
「自宅でできるリハビリ講座」の様子
カフェレストランけやき
社会福祉法人こうほうえんが運営している地域交流スペース。入居者の食事だけでなく地域の方にも利用されており、地域住民との交流スポットになっています。
NPO法人
コミュニティカフェななつのこ コーシャハイム千歳烏山(世田谷区)
特定非営利活動法人ツナグバヅクリが、音楽コンサートや高齢者のためのセミナーなどのイベントを定期的に開催し、入居者と地域にお住まいの方々との交流の場をつくっています。
地域交流イベントの様子
自治会×JKK
コミュニティ活性化のため自治会等による地域交流活動を支援しています
地域コミュニティ活動支援
公社住宅に設置しているコミュニティサロン(集会所)では、使用料の無償化により日常的な利用を促進することで、高齢者を含めた幅広い世代の居場所づくり等に取り組んでいます。また、コミュニティ活動支援の登録団体には、備品等の購入費用を支援しています。
新田フラダンススクール ハイビスカス
新田住宅・新田第二住宅(江戸川区)
「楽しく・無理せず・ゆっくりと」ハワイの音楽に癒されながら、お茶やお菓子で一息ついてのおしゃべりも楽しい時間です。
ふじみ茶ろん
富士見町住宅(立川市)
週に1度、お茶会を開催しています。お茶を飲みながら、認知症の方との接し方や向き合い方についての講習会も実施しています。
愛宕第一サロン
愛宕第一住宅(多摩市)
当初は住民同士のコミュニティを広げる目的で茶話会のみでしたが、理学療法士の協力を得て筋肉を維持する体操も実施しています。
防災コミュニティ活動支援
自治会が行う自主防災活動に対して、発電機・投光機・救出工具等の防災資機材と保管場所を提供するとともに、AEDの導入や救命講習費用の助成をしています。また、自治会等がない住宅については、防災組織の立上げ支援も実施しています。
防災訓練多摩川住宅ロ号棟自治会(調布市・狛江市)
調布消防署の協力のもと、自治会が中心となって防災訓練を実施しています。

はしご車訓練

調布消防署による説明

心肺蘇生訓練

初期消火訓練

アルファ米の炊き出し訓練
提供する防災資機材

発電機

投光機

救出器具