地震が起きた時どうする?
大雨・台風・地震等の災害時には、お客さまセンターの電話が大変混み合います。
下記の内容を参考に、ご自身でできる一次対応をお願いします。
下記の内容を参考に、ご自身でできる一次対応をお願いします。
室内にいるとき
- 家具の転倒や落下物から身を守るため、頭を保護しながら大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れてください。あわてて外に飛び出さないでください。
- 室内で転倒・落下した家具類やガラスの破片などに注意してください。
- 料理や暖房などで火を使っている場合、その場で火を消せるときは火の始末、火元から離れているときは無理に火を消しに行かないでください。
- 扉を開けて避難路を確保してください。
- 高層階(概ね10階以上)では、揺れが数分続くことがあります。(大きくゆっくりとした揺れにより、家具類が転倒・落下する危険に加え、大きく移動する危険があります)
※日頃からハザードマップ等で危険箇所や避難場所をチェックして避難場所までの道順を確認しておきましょう。
エレベーターに乗っているとき
- 地震が発生すると最寄の階に停止します。周囲に注意しエレベーターから降りてください。
- 停止していることを確認した場合は、エレベーター保守管理会社へ直接ご連絡願います。
危険!地震時にエレベーターは使用しないで!
- エレベーターには地震感知器が装備されており、地震を感知すると最寄階に停止した後、扉が開き照明が消灯し避難をうながします。一定時間(15から20秒)後、扉は自動的に閉まりますが、「開」ボタンを押せば再度開きます。
- 震度によっては、休止後しばらくすると再稼動しますが、地震時は余震も含めエレベーターでの避難を行わないでください。
地震時にエレベーターに閉じ込められた場合は
- エレベーター内非常呼ボタンを約5秒以上押し続けると、エレベーター保守管理会社、管理員室内または、1階エレベーターホールにあるインターホンと接続し、会話することができます。決して扉をこじ開けないようお願いします。昇降路内へ転落する危険性があります。
地震時に、フロントスタッフ(管理員)が不在の場合は、
閉じ込めの有無の確認をお願いします。
- インターホンで閉じ込められた方がいないか確認する。
1階乗場にインターホンがある場合は、インターホンを用いエレベーター内に呼びかけ、利用者が閉じ込められていないか確認をお願いします。 - 乗場側から閉じ込められた方がいないか確認する。
- (1)乗場階数表示灯でエレベーターの停止階を確認し、防犯窓越しに見て、閉じ込められていないか確認をお願いします。 また、階に着床したエレベーターに閉じ込められた利用者を確認した場合は、中の方に「開」ボタンを押し、扉を開けるよう案内をお願いします。 この際、戸が開かなかった場合は、エレベーター保守管理会社へ連絡願います。
- (2)乗場階数表示灯が消えている場合は、エレベーターの停止位置が分からないので、全ての階でエレベーター内に向け声かけをお願いします。 閉じ込められている利用者がいた場合は、エレベーター保守管理会社へ連絡願います。
地震発生後におけるエレベーターの復旧について
- 概ね震度4以上の地震が発生した場合、エレベーター保守管理会社は、棟単位で最低限の縦動線を確保していく「1ビル1台の復旧」を行います(すべてのエレベーターを復旧していく場合と比べ約30%の時間短縮)。
この際、閉じ込めの救出を優先とし、病院等弱者が利用する建物、公共性の高い建物、概ね60m(20階)以上の高層住宅の順に復旧していきます。
このため、60m未満(19階)以下や複数台設置されている住宅において、全てのエレベーターが復旧するまでには時間を要しますので、ご理解のほどお願いいたします。
なお、概ね震度4以上の地震の場合は、ご連絡がなくても、エレベーター保守管理会社が、順に復旧対応いたします。
屋外にいるとき
- 道路などの屋外では頭上に物が落下したり、道中に火災が起こるなど、数多くの危険が予想されます。安全な場所を見つけむやみに移動しないようにしてください。
- ブロック塀の倒壊や自動販売機等が倒れる可能性がありますので離れてください。
- ビルの壁、看板や割れた窓ガラスなどの落下に注意して、建物から離れてください。
停電・断水したら
- あわてず落ち着いて行動しましょう。避難するときには、ブレーカーを切ってください。
- 漏水の可能性があるため必ず水栓(蛇口)を閉めて避難しましょう。急ぎの場合は止水栓 を閉めてください。 (玄関外側のメーターボックス内に止水栓はあります)
- (参考)東京電力ホームページ「電気がつかないとき」(外部リンク)
https://www.tepco.co.jp/pg/consignment/for-general/trouble.html - (参考)東京都水道局ホームページ「漏水修繕の依頼先」(外部リンク)
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/trouble/rousui/shuri.html
右(時計回り)に回すと閉まる
ガスが止まったら
- 地震の揺れで、自動的にガスが止まります。
※ガス臭い時は、火気は厳禁です。すぐにご契約のガス会社へ連絡してください。
【復帰手順】
- すべてのガス機器を止めてから、玄関横にあるガスメーターの赤ランプが点滅していることを確認。
- 「復帰ボタン」のキャップを左へ回して外してください。
- 「復帰ボタン」を奥までしっかり押しこみ、手を離してください。
- 赤ランプが再び点滅するので約3分お待ちください。(ガスもれがないか確認をしています)
- 3分経過後、赤ランプの点滅が消えていれば、ガスが使えます。
※復帰手順を繰りかえし、それでも使えない、点滅が消えない時は、ご契約のガス会社へ連絡してください。
- (参考)東京ガス「ガスメーターの復帰方法」(外部リンク)
https://home.tokyo-gas.co.jp/gas/userguide/anzen/meter/reset/index.html
ガラスが割れた場合の応急措置方法
【用意するもの】
- 軍手・長袖・長ズボン・ほうき・ちりとり・スリッパ(できれば靴がより安全)
- 粘着テープ(ガムテープ)・新聞紙・段ボール・ベニヤ板等
- ガラスの破片は鋭利で非常に危険です。応急措置をする時は、肌の露出を減らし長袖・長ズボンで軍手をはめ、室内でも靴やスリッパを履きましょう。小さなお子様がいる場合は、ほかの部屋など安全な場所に避難してください。
- まず、大きな破片から集めます。ガラスの破片は新聞紙に包みダンボール等に入れてください。
- 次に細かい破片をほうきとちりとりで回収します。 (掃除機を使用する場合は、細かい破片の吸込みで故障する恐れがありますので注意が必要です)
- 粘着テープで、更に細かい破片を回収します。
- ガラスが割れ穴の開いた部分は、ダンボールやベニヤ板を使用し穴を覆うようにそっと当て、粘着テープで固定します。
※ガラスにひびが入っている場合は、そのひびに沿って粘着テープを貼り付けてください。
※普段からガラスに飛散防止フィルムを貼るのが効果的です。カーテンを閉めておくことでも屋内への飛散には効果があります。
壁・天井等(共用部含む)の亀裂(クラック)に関して
地震の揺れにより壁、天井、床に亀裂(クラック)が入ることがあります。幅0.3mm以下(床に落ちている髪の毛くらいが目安)、 深さ4mm以下の亀裂で、建物が崩壊する恐れはありませんので、ご安心ください。様子をみていただき、亀裂の幅や隙間が広がり段差が出てくるようならJKK東京お客さまセンターへご連絡ください。
こんなときどうする?