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エアコンの設置を検討される皆さまへ

エアコンの設置は、皆さまのご負担となります。エアコンの設置にあたり公社への申請は不要ですが、建物の構造などにより設置できる条件があります。
エアコンを購入される場合には次のポイントをご確認ください。
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エアコンの設置が可能か確認するポイント
 

【POINT1】エアコン「室内機」を設置できる場所

エアコン(室内機)の設置を想定している場所には次の設備が備えられています。

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A エアコン用スリーブ
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冷媒管等を通す穴
B エアコン専用コンセント
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必ずエアコン専用コンセントの確認をしてください。 くわしくはこちら
C 室内機を固定するボルト
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上記設備がない場合

室内機及び室外機の設置スペースがあれば、上記の設備がない場所でも設置できます。
その場合は次の点を参考に設置場所をご検討ください。
A エアコン用スリーブがない場合
エアコン用スリーブがない場合は、換気小窓を利用して冷媒管をお出しいただくか、窓に設置する専用のパネルをご利用ください。
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換気小窓を利用した場合
この場所から冷媒管を出す。
(換気小窓を利用した場合は、換気小窓のある側の窓は開かなくなります。クレセントは通常通りお使いいただけます。)
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パネルを利用した場合
この場所にパネルを設置
(パネルを設置した場合は、窓が完全に閉まらないため、クレセントは使えなくなります。別途補助錠で施錠するなどの対策のうえご使用ください。換気小窓は通常通りお使いいただけます。)
B エアコン専用コンセントがない場合
エアコン専用コンセントの設置は皆さま負担となります。ただし、お住まいのお部屋に1カ所もエアコン専用コンセントがない場合や、住宅用分電盤に未使用のブレーカー及びブレーカー設置スペースがなくエアコン専用コンセントを接続できない場合には公社にご連絡ください。

※詳しくはPOINT3をご確認ください。

C エアコン(室内機)を固定するボルトがない場合
エアコン(室内機)を固定するボルトがない場合にはねじ・ビス止めで固定してください。
 

【POINT2】室外機を設置できる場所

室外機はバルコニー又は共用廊下の室外機置場に設置してください。

1.バルコニーに設置する場合

バルコニーは緊急時の避難経路となっています。そのため避難の妨げとなるような場所や避難ハッチの範囲及び隣の住戸との仕切りの近くは設置できません。
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緊急時に避難する場合に破壊して隣のバルコニーに移動します。そのため避難の妨げとなる場所に設置しないでください。

バルコニーは避難経路となっているため、緊急時に通ることができるよう幅60㎝以上確保する必要があります。
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バルコニーの床・天井には緊急時の避難に使用する避難ハッチ(避難はしご)が設置されていることがあります。避難ハッチの付近には設置できません。
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バルコニーが狭い住宅などでは、天井に室外機の架台を取り付けるボルトがついていることがあります。

2.共用廊下の室外機置場に設置する場合

共用廊下は日常の通行や緊急時の避難経路となるため、専用の室外機置場がある場合に限り室外機の設置ができます。
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エアコンから出る水を排水するための穴や溝がある場合は、ドレンホースを差し込んでください。(ドレン排水口・ドレン排水レール)
廊下側のエアコン用スリーブを利用する場合は、専用の耐火パテで埋めるなど、法令で定められた処理が必要です。
 

【POINT3】エアコン専用コンセントの確認

  1. エアコンの設置を家電量販店等に依頼する場合、エアコン専用コンセントが無いと設置を断られることがあります。
  2. エアコン設置スペース付近にコンセントが設置されていてもエアコン専用コンセントではない場合があります。以下、「エアコン専用コンセントの確認方法」でご確認ください。
  3. エアコン専用コンセントの設置を希望される場合は、住宅用分電盤以降(※)の配線及びコンセントの設置は皆さまのご負担となります。ただし、お住まい住戸にエアコン専用コンセントが設置されていない場合には東京都の負担で1カ所に限り設置できますので、公社にご連絡ください。公社契約工事店が調査に伺います。
※住宅用分電盤にブレーカーを取り付ける工事は皆さまのご負担となります。未使用(予備)のブレーカーがなく、かつ新たにブレーカーを設置するスペースがない場合には、公社にご連絡ください。公社契約工事店が調査に伺います。
また、200Vのエアコンが設置できない住宅もありますのでご注意ください。
 

〔 エアコン専用コンセントの確認方法 〕

  1. エアコン専用コンセントとは分電盤の1つのブレーカーに対して1つのコンセントのみが接続されているコンセントのことです。
  2. 分電盤の表示を確認し、エアコン用のブレーカーの数がコンセントの数以上であれば、すべてエアコン専用コンセントです。
  3. エアコン用のブレーカーの数がコンセントの数より少ない場合には、一部エアコン設置スペースに設置されているコンセントが専用回路ではありません。
住宅用分電盤
分電盤の表示により、エアコン用ブレーカーの数をご確認ください。
1カ所のみエアコン専用回路の例
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※「〇〇エアコン」「クーラー」などの表記となっていることもあります。

エアコン設置についてよくあるご質問

A.

エアコンの設置に申請は不要です。

A.

エアコンの設置を想定している場所には次の設備が備えられています。
  • エアコン用スリーブ(冷媒管等を通す穴)
  • コンセント
  • エアコン(室内機)を固定するボルト
これ以外でも設置が可能な場合があります。
詳しくは「エアコンの設置を検討される皆さまへ」をご確認ください。

A.

換気小窓を利用して冷媒管をお出しいただくか、窓に設置する専用の枠をご用意ください。

A.

室外機置き場がない場合は、窓枠を利用して設置するウインドファン(窓用エアコン)などをご検討ください。

A.

エアコン専用コンセントを皆さま負担で設置してください。
ただし、お住まいのお部屋で1カ所もエアコン専用コンセントがない場合は公社にご連絡ください。

A.

未使用(予備)のブレーカーがなく、かつ新たにブレーカーを設置するスペースもない場合には、公社にご連絡ください。公社契約工事店が調査に伺います。

A.

ボルトを外し、ねじ止めで固定してください。

A.

ねじ止め、ビス打ちは可能です。壁内の電気配線などをキズつけたり、建物構造物に大きな損傷(※)を与えたりしないよう注意してください。
※コンクリート・モルタル壁への穴あけは口径9mm、深さ25mm以内。

A.

皆さまが設置された設備等は、退去時に皆さまの負担で撤去してください。
※東京都の負担で設置した場合には退去時の原状回復は不要です。

A.

距離の規定はありません。避難ハッチの操作に支障がないように設置してください。
上部の避難ハッチの範囲に入らないように設置してください。

A.

メーカーの取扱説明書をご確認の上、サッシュ等に穴をあけないように設置してください。

A.

設置したビス・ボルト類は撤去してください。壁の穴.傷について通常使用の範囲と認められない場合には補修費を頂く場合があります。

A.

外壁への穴あけはできません。化粧カバーについては接着剤やコーキング等を用いて固定してください。

A.

原則として露出配線となります。配線のルートが無く、やむを得ず間仕切り壁に穴あけ等を行う場合は最小限度の範囲としてください。
※退去時は原状回復の対象となります。

A.

既設の電気用ボックスがある場合は利用可能です。
ご質問の電気用ボックスは他の電気設備(照明器具等)を経由して住宅用分電盤につながっているため電線の引き替え等の作業が必要となります。また、配管の径によっては利用できない場合があります。
詳しくは工事を依頼する専門業者等にご相談ください。
※退去時は原状回復の対象となります。
お問い合わせ
JKK東京お客さまセンターまでお願いいたします。
JKK東京 お客さまセンター 修繕受付
受付時間:9時から18時 (土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)
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【参考】家電量販店、エアコン設置工事業者の方へ

都営住宅にエアコンを設置する場合の注意事項(エアコン設置事業者様向け)
都営住宅でエアコンを設置される場合の注意事項です。設置を依頼される家電量販店や専門の工事業者にお伝えください。
※エアコンを設置する場合の条件は住宅種別により異なるため、お客様がお住まいの住宅種別を確認のうえ、ご対応ください。
1 室内機の設置場所及び固定方法について
  1. 室内機及び室外機の設置スペースがあれば、室内機の設置場所に制限はありません。
  2. エアコンの設置を想定する場所に室内機を固定するためのボルトが設置されていることがあります。設置する室内機の背板のボルト穴とピッチが合わない場合は、ボルトを取り外すことが可能ですので、ボルトを外し、ねじ止めで背板を取り付けてください。
  3. ボルトが設置されていない場所に室内機を固定する場合又はボルトを取り外して室内機を固定する場合は、ねじ・ビス止めで固定してください。その際には、壁内の電気配線などに注意し、建物構造物に大きな損傷がないよう(コンクリート躯体への穴あけは口径9mm、深さ25mm以内)にしてください。
2 室外機の設置場所について
  1. 都営住宅のバルコニーは火災などの緊急時の避難経路になっています。以下の点にご注意ください。
    • バルコニーの避難経路は有効幅員60cm以上必要です。
    • 隣戸との戸境板の前をふさがないでください。
    • 天井面及び床面の避難ハッチの範囲には設置しないでください。
    • その他、避難器具等の使用の妨げになる場所には設置しないでください。
  2. 共用廊下に室外機を設置される場合は室外機置場がある場合に限ります。ドレン排水の垂れ流しや通路部分に出っ張っての設置はできません。
3 エアコン用スリーブについて
  1. エアコン用スリーブが設置されていない場所にエアコン(室内機)を設置する場合、壁に新たに穴をあけることはできません。サッシの換気小窓を利用して冷媒管をお出しいただくか、窓に設置する専用のパネルをご用意ください。
  2. 住戸と共用廊下を隔てる壁は耐火区画です。廊下側に室外機を設置した場合には専用の耐火パテで埋めるなど、法令で定められた処理が必要です。
4 エアコン専用コンセントについて
  1. 都営住宅では、エアコン専用コンセントが設置されていない居室にエアコン(室内機)を設置する場合の、エアコン専用コンセントの設置は原則お客様の負担(※)です。ブレーカーの空きがなく、かつブレーカーを設置するスペースもない場合には、公社で分電盤の取替をします。お住まいのお客様から公社にご連絡いただくようお願いいたします。
    ※お住まいの住戸内に1カ所もエアコン専用コンセントが設置されていない場合に限り、1カ所のみ公社でエアコン専用コンセントの設置を行います。
  2. 都営住宅で設置されているエアコン専用コンセントは原則100Vです。200Vへの切り替えが可能な場合には、コンセントの取替及び分電盤内の工事を行い200Vに切り替えて使用してもかまいませんが、退去時にはお客様の負担で元に戻す必要がありますので、ご説明のうえ工事をしてください。
5 付属品について
エアコンを設置する際に取り外したエアコン用スリーブのキャップや壁のボルト・ナットなどの付属品はお客様の退去の時まで保管が必要となるため、必ずお客様にお渡しください。
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