報道発表
【開催報告】真夏の異文化交流イベント@江戸川区清新町
120名を超える、外国人を含む幅広い世代の方々が参加し大盛況!
東京都住宅供給公社
JKK東京は、江戸川区清新町に所在するJKK住宅※「コーシャハイム清新」において、自治会等と連携し、外国人の方々も含めた入居者同士の交流を目的としたイベントを令和5年7月29日(土曜日)に開催しました。当日は120名を超える、幅広い世代の方々が参加し、その半数以上が外国人による参加で、大盛況となりました。※JKKが建設・管理する一般賃貸住宅
晴天の暑い中、幅広い世代の方々が参加
真剣な表情で景品を選ぶ子どもたち
当イベントでは、参加者が①防災体験コーナーにて初期消火体験・AED体験・起震車体験を行い、②マジックボールダーツ、③アローダーツの各ブースを体験し、①から③までを全て体験してスタンプを集めると景品をもらえる「スタンプラリー」を行いました。
①防災体験(初期消火体験、AED体験、起震車体験)
初期消火体験コーナーでは、初めて消火器を触る外国人の方も、消防団の話を真剣に聞きながら体験していました。体験したお子さんは「火事だー」と周りに聞こえるよう大きな声を出し、火元に水消火器の水がうまく当たった際には、とても嬉しそうな表情を浮かべていました。
日影で風通しがよい住宅のピロティ部分を有効活用し、AEDの体験もしました。心臓マッサージを行う際には、かなりの力を要しますが、お子さんたちも頑張ってチャレンジしていました。
火元をよーくねらって
初めてのAED体験にドキドキ
②マジックボールダーツ
マジックボールダーツとは、マジックテープのついたボールを投げて的にくっつけるゲームで、的の中心に近い場所の得点が高くなっています。お子さんも高齢者も的にボールが当たると手をたたいて大喜びしていました。
真ん中の高得点をめがけて、ボールをそれ!
③アローダーツ
アローダーツとは、ダーツの矢を投げて的に当てるゲームです。初めての方には、JKK住まいるアシスタントが丁寧に投げ方やコツなどを伝えて体験をしてもらいました。
矢が的に刺さると周りで見ていた方からも「おーっ!」と歓声が上がり非常に盛り上がりました。
※JKK住まいるアシスタントとは、住宅内のコミュニティサロン(集会所)を活用した入居者同士のコミュニティ活動のきっかけづくりなどに取り組む専門スタッフのこと。
住まいるアシスタントが丁寧にレクチャー
また、「経口補水液の試飲会」も同時開催し、管理栄養士の資格を持ったJKK住まいるアシスタントが、熱中症の心配な時期の適切な水分の摂り方について、参加者にお伝えしました。
参加者からは、「プログラムが良かったので子どもだけでなく大人も楽しめた」「AED体験など防災体験はとても有益であった」などの感想があり、中でも外国人の方からは「日本人が子どもに地震の怖さを教えるために起震車を使っているのには驚きだった」という声もありました。
「飲みやすい!」と好評だった手作り経口補水液
今回、外国人の方にも読みやすいようポスターやスタンプラリーの表記に英語も追記したことについて、ご協力いただいた自治会の方からは、「今日はインド籍の参加者が多かったが、他の国の方にもどんどん自治会活動に参加してほしい」との意見もありました。
近年、当住宅では外国人の入居者が増えており、入居者の約3割を占めています。
今般、自治会へのヒアリングを行ったところ、外国人入居者との交流機会を持ちたいとの声があり、それを踏まえて外国人入居者も取り込んだコミュニティ形成を目的として、自治会とJKK住まいるアシスタントが中心となり、イベントを開催することとしました。
イベントの開催にあたっては、地域の葛西消防署、葛西消防団、なごみの家 葛西南部の方々や東京福祉専門学校、都立紅葉川高等学校の学生ボランティアの皆さんにご協力いただきました。
JKKは、今後もJKK住宅にお住まいの方やその地域の方々との良好なコミュニティが育まれるよう、ハードとソフトの両面から支援してまいります。
所在地 | 江戸川区清新町1-2-1、2 |
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築年月 | 1983年1月 |
戸数 | 322戸2棟 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造/11階、14階 |