報道発表
【JKK東京×葛飾区】 住宅セーフティネット制度を活用した専用住宅を提供
令和6年9月20日
東京都住宅供給公社
JKK東京は、葛飾区と連携し、住宅セーフティネット制度を活用した専用住宅※1(以下「専用住宅」)を葛飾区内の高齢者世帯に提供します。
JKKは専用住宅としてJKK住宅※2「トミンハイム東新小岩六丁目(葛飾区東新小岩6-21-1)」を提供し、葛飾区は、専用住宅の入居者募集を令和6年9月26日(木曜日)からスタートします。
※1 住宅の確保に特に配慮を要する方(以下「住宅確保要配慮者」)のみが入居可能な住宅
※2 JKKが建設・管理する一般賃貸住宅
東京における住宅のセーフティネット機能の一翼を担うJKKは、都内のJKK住宅への入居において住宅確保要配慮者を支援しています。
JKKは、令和4年度から専用住宅の提供をスタートし、これまでに7自治体(5区2市)において計53戸(令和6年8月末時点)の専用住宅の提供を行ってきました。
一方、葛飾区においても、子どもから高齢者まで誰もが安心して快適に暮らすことができる良質な住宅の確保を重点事業としており、高齢者向けの住宅確保として令和6年度からセーフティネット専用住宅の家賃助成制度を開始しました。
こうした背景から、JKKは新たに葛飾区内にお住まいの高齢者世帯にJKK住宅を専用住宅として提供し、葛飾区における住宅確保要配慮者への居住支援に貢献していくこととしました。
JKKは、葛飾区内の一部のJKK住宅を専用住宅として提供し、葛飾区が入居予定者を公募するとともに、「家賃低廉化補助金」※3の交付を決定します。
JKKは、葛飾区が決定した入居予定者と賃貸借契約を直接締結し、葛飾区から「家賃低廉化補助金」分の支払いを受けます。
これにより、入居者は通常家賃から「家賃低廉化補助金」分が減額された家賃で住むことができるため、安定した住まいの確保が実現できます。
※3 補助金の負担割合は区が1/4、都が1/4、国が1/2。補助金額には一定の要件があります。
葛飾区内のJKK住宅2戸
住宅名 | 戸数 | 所在地 | 間取り | 面積 | 入居者が負担する家賃※4 |
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トミンハイム東新小岩六丁目 | 2戸 | 葛飾区東新小岩6-21-1 | 2LDK | 62.37㎡・62.55㎡ | 82,500円・79,800円 |
- 募集方法
- 抽せん方式
- 対象世帯
- 高齢者世帯(60歳以上の方)
- 募集期間
- 令和6年9月26日(木曜日)から令和6年10月15日(火曜日)まで
※申込書配布期間は、9月26日(木曜日)から10月10日(木曜日)まで
- 入居開始
- 令和6年12月1日(日曜日)予定
募集方法や資格要件の詳細についてはこちら
「住宅セーフティネット制度」とは、住宅確保要配慮者の入居を拒まない賃貸住宅として、その貸主が都道府県等に住宅を登録し、住宅確保要配慮者へ提供する制度です。この制度をもとに、登録された住宅に入居する住宅確保要配慮者の家賃負担を軽減することを目的として、家賃を減額した貸主に対して、その減額分を国と地方自治体が補助金として交付する「家賃低廉化補助」が実施されます。