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みんなのコミュニティづくりを応援します
済生会中央病院・済生会向島病院による出張セミナーを開催しました
~認知症予防や健康づくりをテーマに、専門職から学ぶ機会に~
2026年8月24日掲載 コーシャタワー佃・コーシャハイム白髭東
JKK東京と社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会は、令和8年7月、中央区及び墨田区にあるJKK住宅のコミュニティサロンで、お住まいの方や周辺地域の方々を対象とした出張セミナーを開催しました。
7月7日には、中央区の「コーシャタワー佃」で東京都済生会中央病院による「理学療法士が伝授する脳の鍛え方」を実施し、7月13日には、墨田区の「コーシャハイム白鬚東」で東京都済生会向島病院による「認知症予防と健康づくり」を実施しました。
本セミナーは、JKK東京と社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会が令和5年5月に締結した包括連携協定に基づく取組の一環として開催したものです。

(1)東京都済生会中央病院「理学療法士が伝授する脳の鍛え方」出張セミナー
7月7日(火曜日)、中央区のJKK住宅「コーシャタワー佃」のコミュニティサロンで、東京都済生会中央病院による出張セミナーを開催しました。
今回は、理学療法士の國枝先生を講師に迎え、「理学療法士が伝授する脳の鍛え方」をテーマに、薬に頼らない「非薬物療法」による認知症予防についてご講演いただきました。当日は、お住まいの方や地域の皆さまなど26名の方にご参加いただきました。
講座の前半では、認知機能の低下を予防するために日常生活の中でできる取り組みや生活習慣と認知機能の関係について、専門家の視点から分かりやすく解説されました。参加者の皆さまは、日々の暮らしに取り入れやすい内容に熱心に耳を傾けていました。
講座の後半では、脳をトレーニングする「二重課題トレーニング」として、「コグニサイズ」を体験しました。
コグニサイズは、認知症予防に効果があるとされる体操で、全身運動と頭を使う課題を同時に行うことで脳を刺激し、認知機能の維持・改善につなげるトレーニングです。数を数えながら身体を動かすなど、はじめはシンプルな動きからスタートしましたが、「3の倍数で手を叩く」といった要素が加わると、難易度が少しずつ上がっていきます。
参加された方からは「意外と難しい!」という声も上がり、皆さん笑顔を交えながらも、真剣な表情で体操に取り組まれていました。



質疑応答では、参加者から多数の質問が寄せられ、講演内容への関心の高さがうかがえました。また、「専門的な話を聞けて良かった」「講座の後半に脳トレの体験があり、分かりやすかった」「ぜひまた開催してほしい」といった感想も寄せられ、好評を博しました。
さらに、当日は七夕に合わせて、自治会の声掛けで参加された方へ短冊を配布しました。セミナー終了後には、皆さんに短冊を飾っていただき、健康づくりを学ぶだけでなく、季節を感じながら交流を深める機会にもなりました。



(2)東京都済生会向島病院「認知症予防と健康づくり」出張セミナー
7月13日(月曜日)、墨田区にあるJKK住宅「コーシャハイム白鬚東」のコミュニティサロンで、東京都済生会向島病院による「認知症予防と健康づくり」出張セミナーを開催しました。
今回は、認知症看護認定看護師、理学療法士、薬剤師が講師を務め、それぞれの専門分野を生かした講座を行いました。当日は、お住まいの方や周辺地域の方など11名にご参加いただきました。
はじめに、認知症看護認定看護師の松野先生から、「認知症予防と健康づくり」をテーマに講演が行われました。講演では、認知症の予防と早期発見に向けて、物忘れと認知症の違いや日常生活で気を付けたいポイントなどについて分かりやすく紹介されました。
ご自身の認知症予防だけでなく、認知症の方を介護・支援する方にも参考となる内容で、講演後の質疑応答では参加者から多くの質問が寄せられるなど、関心の高さがうかがえました。


続いて、理学療法士の大木先生から、「認知症・フレイル予防のための手軽にできる運動」について説明がありました。座ったままできるストレッチや筋力トレーニングに加え、頭を使いながら身体を動かす「コグニサイズ」も体験しました。
参加者は、数を数えながら身体を動かすなど頭と身体の両方を使う運動に取り組み、講師の声掛けに合わせて楽しみながら身体を動かしていました。会場には自然と笑顔が広がり、和やかな雰囲気の中で運動を行いました。


また、薬剤師の松尾先生からは、「認知症とくすり」をテーマに講演が行われました。
薬との上手な付き合い方や服薬管理のポイントについて、薬の飲み忘れや飲み間違いを防ぐための工夫、複数の薬を服用する際の注意点など、日常の健康管理に役立つ内容が紹介されました。


講座終了後には、「資料も説明も分かりやすかった」「一人では知ることができない内容を学べて良かった」「今後の生活に大変役立った」「体操では頭も使いながら楽しく参加できた」「認知症予防体操が非常に有益だった」といった感想が寄せられ、参加者の満足度の高いセミナーとなりました。
JKK住宅では、お住まいの方の高齢化や単身世帯の増加に伴い、コミュニティ機能の維持・活性化が課題となっています。また、コロナ禍を経て、人と接する機会が減少したことにより、居住者同士や地域とのつながりが希薄化していることも課題の一つとなっています。
一方、社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会は、あらゆる人々に分け隔てなく手を差し伸べる「済生の精神」のもと、保健・医療・福祉サービスの提供を通じた社会貢献に取り組んでいます。
JKK東京と社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会は、令和5年5月に締結した包括連携協定に基づき、JKK住宅やその地域にお住まいの方の健康で安全・安心な生活の実現を目指しています。この協定に基づき、東京都済生会中央病院及び東京都済生会向島病院の医師等による講習会や相談会などの「ソーシャルインクルージョン活動」を展開し、病院周辺地域の地域活性化に取り組んでいます。
今回の出張セミナーは、医療・福祉の専門職から認知症予防や健康づくりについて学ぶだけでなく、お住まいの方や周辺地域の方々が顔を合わせ、交流する機会にもなりました。
JKK東京は今後も、医療機関や地域の関係機関との連携を進めながら、お住まいの方や地域の皆さまが健康で安全・安心に暮らせる環境づくりと、地域コミュニティの活性化に取り組んでまいります。


