小金井本町あんしん住まいプロジェクト
「小金井本町あんしん住まいプロジェクト」とは
～シニアライフの選べる「あんしん」～
JKK東京（以下、JKK）は、小金井本町住宅（小金井市）の団地再生事業を「小金井本町あんしん住まいプロジェクト」と位置づけ、地域にお住まいの皆さまが、いくつになっても住み慣れた場所で自分らしい暮らしを続けることができるよう、安心の住まいとサポートをご提供します。
住みなれた場所で、自分らしく暮らすために
「日々の生活に不便が増えてきた…」「体調を崩していつもの生活が不安になった…」など、年齢を重ねていくと今の生活を続けることが難しくなる場面があるかもしれません。
そうした不便や不安を少しでも解消していただくために「カーメスト武蔵小金井」の整備に合わせて、高齢期の総合的な相談等に対応する「小金井市地域包括支援センター」や長期の居住から短期入所まで受入れが可能な「特別養護老人ホーム」を本団地内に誘致しました。
また、お友だちとの団らんや運動不足の解消など、地域の憩いの場となる「本町だんだん公園」は、いつでもご利用いただくことが可能です。
JKKは、さまざまな福祉機能との連携やサポート・場の提供によって、JKK住宅や近隣地域にお住まいの皆さまが、住み慣れた場所で自分らしい暮らしを継続できるよう本プロジェクトを推進します。
カーメスト武蔵小金井 住所：小金井市本町四丁目7番33
昭和30年代後半に整備した20棟770戸からなる小金井本町住宅（小金井市）の一部住棟の建替えによって、令和6年11月「カーメスト武蔵小金井」が竣工しました。
この「カーメスト武蔵小金井」には、1DK～3LDKの多様な間取りの住宅に加え、JKK住宅では初めてとなる、「JKKシニア住宅」40戸を併設しました。
「JKKシニア住宅」は、高齢になっても自立した生活を継続して送ることができるようにバリアフリーや緊急通報装置を整備し、日ごろの安全ともしもの時の安心をご提供します。
JKKシニア住宅は、高齢者の方が自立した生活を安心して送っていただけるよう設計されており、以下のような特徴を備えています。
【日常生活の負担を軽減】 バリアフリー設計
住宅共用部のバリアフリーはもちろんのこと、室内の段差解消や手すり設置等に加え、車いすでも使いやすい玄関引き戸や洗面台、流し台を採用しました。
【万が一の備えとして】 住戸内に設置した「緊急通報装置」や「センサー」による見守りサポート（HOME ALSOKみまもりサポート）
体調の急変によって「緊急通報装置」の『緊急』ボタンを押された場合や「センサー」が異常を検知した場合など、緊急対応が必要と判断したときは、ALSOKのガードマンがお客さまのお部屋に駆け付けます。
また、体調が優れないときや健康状態の不安には、「緊急通報装置」の『相談』ボタンを押すと看護士等の専門スタッフに相談することができます。
【費用負担を軽減】 警備会社との連携により、見守りサービス費用が不要
サービス付き高齢者向け住宅は、建物内に専任のスタッフが常駐して、ご入居者の状況把握、生活相談、緊急時対応サービスなどを提供するため家賃、管理費のほかにサービス費が必要となります。一方、JKKシニア住宅は、警備会社が提供する「見守りサポート」を採用することで、サービス費のご負担を不要としました。（緊急以外のガードマンの駆付けサービスのご利用には、別途、費用が発生します。）
また、毎月の賃料や管理費のご負担だけでお住まいいただくことができるため、入居一時金等のまとまった費用をご準備いただく必要もありません。（入居契約時に「敷金」をご負担いただく必要があります。）
JKKシニア住宅を含む「カーメスト武蔵小金井」の入居者募集に関する情報は、以下の特設サイトにて順次公開します！
地域包括支援センターとは
地域包括支援センターは、高齢者に関する様々な相談を受け付け、適切な医療・介護サービスの紹介などにより、問題を解決する支援を行ってくれる総合相談窓口です。高齢者ご本人はもちろんのこと、ご家族や地域の方でも高齢者に関するご相談をすることができます。
主なサービス
介護保険、医療、在宅、施設入所等の特定サービスや特定の状態の場合だけをケアマネジメントの対象とするのではなく、領域や時間の経過によらず、その人らしい支援を総合的に行うことを目指して、以下のサービスを提供しています。
- 介護予防ケアマネジメント…介護予防の対象者に介護予防ケアプランの作成、評価など
- 総合相談・支援…介護保険だけでなく、さまざまな制度や地域資源を利用した総合的な支援
- 権利擁護・虐待早期発見・防止…高齢者の人権や財産を守る権利擁護や虐待防止の拠点として、成年後見制度の活用や虐待の早期発見、防止
- 包括的継続的ケアマネジネメント…介護支援専門員同士のネットワークの構築や、困難事例に対する助言など
【お問合わせ先（外部リンク）】
主なサービス
当施設は、JKKの「福祉インフラ整備事業※」により「社会福祉法人 七日会（なのかかい）」が整備・運営しており、以下のサービスを提供しています。
- 介護老人福祉施設（特別養護老人ホーム）…要介護高齢者のための生活施設で、入浴、排せつ、食事等の介護その他日常の世話、機能訓練、健康管理及び療養上の世話を行います。
- 短期入所生活介護（ショートステイ）…利用者が可能な限り居宅において、自立した日常生活を営むことができるよう、利用者が短期間入所し、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話及び機能訓練を行います。
- 認知症対応型共同生活介護（グループホーム）…認知症（急性を除く）の高齢者に対して、共同生活住居で、家庭的な環境と地域住民との交流のもと、入浴・排泄・食事等の介護などの日常生活上の世話と機能訓練を行い、能力に応じた自立した日常生活を営めるようにします。（各サービスには定員があります）
地域の多世代交流を促進
このほか、施設内には地域交流スペースを併設しています。ここでは、地域の方も参加できるイベント（認知症カフェ、子ども食堂等）が開催され、多世代交流の促進に貢献しています。また、介護サービスを利用する前から、身近な場所として利用することができますので、介護サービスをいざ使うことになったときに、元々知っている施設だと安心です。入所のご検討など本施設に関するご相談は、施設を運営する「社会福祉法人 七日会」までお問い合わせください。
【お問合わせ先（外部リンク）】
※「福祉インフラ整備事業」とは
高齢者が住みなれた地域で安心して暮らすためには、多様な施設、住まいの整備が求められますが、都内の地価高騰により、施設整備に適した土地の確保が困難となっています。こうしたことを背景に、JKKは団地を建替える際に創出した土地を民間事業者に減額した賃料で貸し出し、特別養護老人ホームやグループホーム等の福祉施設の誘致を行う「福祉インフラ整備事業」を推進しています。
- 平成31年
- 平成31年に20棟770戸からなる小金井本町住宅の団地再生事業に着手し、そのうち5棟240戸の住宅を1棟 244戸のJKK住宅『カーメスト武蔵小金井』に建替えすることが決定しました。 建替えにあたり、除却した跡地の一部を創出用地として、福祉施設等を誘致することとしました。
- 令和4年9月～
- JKK住まいるアシスタント※により、コミュニティイベントやサロン活動等を定期的に実施しております。
※JKK住まいるアシスタント
コミュニティサロン（集会所）を活用した入居者同士のコミュニティ活動のきっかけづくりなどに取り組む専門スタッフ
- 令和5年8月
- 創出用地に『本町けやきの杜』が開設しました。
- 令和6年8月～
- 『本町けやきの杜』の地域交流スペースにて、地域の皆さんにもご利用いただけるコミュニティ支援サービスを開始しました。
子ども食堂の様子（令和6年8月～開催）
子どもの居場所づくりのための取り組みとして、地域のボランティアの皆さんのご協力のもと運営しています。 初回開催でしたが、たくさんの子どもが来て食事をしたり、宿題や交流をしながら、それぞれの「居場所」を見つけて楽しんでいました。
- 令和6年11月
- JKK住宅『カーメスト武蔵小金井』が竣工しました。全244戸のうち、40戸がJKKシニア住宅となります。
- 令和7年1月頃
（予定） - JKK住宅『カーメスト武蔵小金井』の建物内に、小金井にし地域包括支援センターが移転・開設する予定です。
- Coming soon
- JKK住宅『カーメスト武蔵小金井』の新規入居者の引越しが始まります。地域一体となった街づくり・コミュニティづくりを推進します！
