通常の住まいは玄関から入ると、水回りの空間が手前に余白なくあります。このため、プライベートな空間まで人を招き入れる必要があります。
今回のプランでは、玄関からすぐの水回り空間をより豊かに設計することで、人を招き入れやすい住宅を提案しました。
動線の帯に対して収納空間を自由に開閉できることで、家の活動が伸び縮みします。一人のこじんまりとした空間や、友人を招く大勢のための空間に変化することができます。
設計者紹介
東京電機大学 建築学専攻大学院
幼少期を英国で過ごし、住空間を大切にする文化に触れてきた事で、建築に興味を持ちました。
小さい頃から手を動かすことが好きで、建築設計の他にソーイングや料理が好きです。使い手が愛着を持てる建築を作って行きたいです。