TALK SESSION 事務職座談会
常に笑顔で──。
お客さまにも、仲間にも。

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事務職 S.T.
公社住宅事業部
公社募集課 お客様係 係長
2012年入社
経済学部卒 -
事務職 YA.Y.
公社住宅事業部
公社募集課 お客様係
2024年入社
経済学部卒 -
事務職 YO.Y.
公社住宅事業部
公社募集課 課長
1998年入社
人間社会学部心理学科卒
QUESTION 01 ずっと東京で働きたい
JKK東京への入社動機を振り返ってください。

私が就職活動の軸にしていたのは、“公的な立場から人の生活を支えることのできる仕事”でした。特に生活に密着している住宅事業ならば、誰かの役に立てている手応えを感じながら働けるのではと思いました。

YA.Y.さんと同じく、私も社会貢献度の高い仕事に就きたいと思いました。“住宅”という具体的な手段が見えることは貢献度を実感しやすいと考えたのです。JKK東京の「住まい」を通じて東京の未来を創造するという経営理念は、当時の私の胸に強く響きました。

もちろん働く環境も気になりました。JKK東京は、面接等で接した職員のみなさんが優しく好印象だったので、こうした方々の中で働きたいと強く思ったものです。

和やかな雰囲気で穏やかな人が多く、仕事でわからないことがあっても気兼ねなく質問できます。逆に先輩が私に質問してくることも珍しくなく、とてもフラットな社風です(YA.Y.)

私は1998年の入社ですので、今とは就職活動の様相もだいぶ違っていました。特に女性が結婚や出産といったライフイベントを経ても長く働けるかという点については、制度こそ整っているものの、職場の風土や文化としてなかなか受け入れてもらえない企業が多いと感じたものです。実際、配偶者の転勤に伴って仕事を辞めた友人も少なくなかったです。その中でJKK東京は結婚や出産で離職する女性職員が少ないという点が大変に魅力的でした。

東京で働けるということもポイントですよね。

実はそれも私の入社動機でした。私は中途入社なのですが、転職に踏み切ったのが30歳のとき。既に子どもがいましたので、ずっと都内で勤務できることはライフプランを考える上でとても価値あることだったのです。もちろん待遇面や福利厚生の面でもJKK東京なら安心して家族を守っていけると感じましたし、妻も喜んでくれました。

私にも2人の子どもがいて、仕事と子育てをうまく両立させながらここまで来ることができました。

YO.Y.さんの存在そのものが、女性にとってJKK東京がいかに長く活躍できる環境であるかを証明していますよね。実は入社直後、先輩から「とてもかっこいい課長がいるよ」と耳打ちされたのですが、YO.Y.さんがその人でした。本当にかっこよくて、私たちにとっての素晴らしいロールモデルです。

嬉しいけれど、ちょっと褒めすぎ(笑)。改めて責任重大だと感じます。私が課長を務めている職場では女性が8割以上を占めていますし、学生の皆さんには、いかに当社が女性にとって働きやすい環境であるか、知っていただけたらと思っています。

QUESTION 02 JKK東京の“顔”として
現在のお仕事内容について教えてください。

この3人はJKK住宅の募集を行う部署の所属で、私が管理職として課長を務めています。若手職員も多く、活気に満ちた職場です。

JKK住宅への入居を希望するお客さまが最初に接する窓口であり、その後のお申し込みから審査、ご契約までの一通りを担当しています。

いわばJKK東京の“顔”ですね。私は一連の窓口業務を担当しつつ、係長として各種書類のチェックや敷金・家賃等の現金の管理も行っています。また、お客さまへの接遇・おもてなしスキルの向上を目指した取り組みも推進しています。窓口でお客さまに快適な時間を提供することも、“顔”としての使命ですから。

嬉しいのは、ありきたりですが、お客さまから感謝の言葉をいただいたときです。私たちにとっては日常の業務であっても、お客さまにとってはお住まいを決めるという一大イベントですから、そこに携わっている責任とやりがいは常に感じています。

YA.Y.さんは英語が堪能なので、外国人のお客さまの対応にも力を発揮してくれていますね。住まいは外国人の方にとって深刻な問題ですから、「YA.Y.さんのおかげで助かった」と喜ばれる方が多いですよ。

入社したての頃は自分の作業をこなすことに精一杯でしたが、だんだん全体のことを考えられるようになってきたときに成長を感じます。今は周囲の人にフォローしてもらうばかりでなく、他のメンバーの力になれる場面も増えました。チーム一体となって仕事をしている実感が嬉しいです。

管理職としての私の一番のやりがいは、職員が楽しく働ける環境を整えることで、チームの全員がやりがいを持って取り組んでくれることです。

JKK東京は、非常に温かい社風です。一方で新しい試みに臆することなくチャレンジする風土があり、職員は自ら業務改善を進める意欲に満ちています(YO.Y.)

私も職員1人ひとりには日頃から目を配っており、業務が滞っていたり、体調が優れていないように感じたりしたら、すぐに声をかけるようにしています。その結果、職員の表情が明るくなって業務もスムーズに回り始めると嬉しいです。

実は令和7年度から窓口の営業時間を1時間短縮しました。その結果、職員は余裕を持って業務に取り組むことができ、仕事のミスも減って、お客さまに対する笑顔もずいぶんと増えました。そんな様子を見て、私自身も元気をもらっています。

窓口の営業時間を1時間短縮するのは、簡単なことではなかったと思います。発案者のYO.Y.さん自ら実現に向けてパワフルに動いてくださったおかげだと感謝しています。

みんなが笑顔になってくれて、私の方こそ感謝しています。

実は入社前、“JKK東京って堅くて融通が利かない組織なのでは”と案じていたんですよ。実際は今のお話のように職員の意見に積極的に耳を傾け、柔軟に対応してくれるんですよね。想像以上にオープンでフランクな会社だと感じています。


QUESTION 03 信頼関係を大切に
お仕事の上で大切にされていることは何ですか

私たちの業務って1人ではできないので、リレーのバトンを渡すように全員で協力しなくてはなりません。バトンを正しく受け渡すには、信頼関係が絶対に必要なんです。そこで私が信頼関係構築のために心がけているのが、挨拶です。私の部下は30人ほどですが、全員と毎日必ず挨拶を交わしています。

S.T.さん自ら歩み寄って、しっかり目を見ながら挨拶されていますよね。いつも感心させられますし、私も見習わなければという思いになります。

小さなことかもしれませんが、信頼関係構築の第一歩として、私がとても大切にしている習慣です。

私が大切にしているのは、お客さまはもちろんのこと、すべての職員に対して丁寧に接することです。最近は仕事に慣れてきたこともあって、人から質問や相談を受けることも増えてきたのですが、その際はどんなに忙しくても業務の手を止めて正面から向き合ってお答えするようにしています。

YA.Y.さんが窓口で接客している様子を遠目に見ていたある管理職が、「素晴らしいね」と感心されていました。声は聞こえなくても、立ち振る舞いや雰囲気に光るものを感じたのでしょうね。“誰に対しても丁寧に”というYA.Y.さんの姿勢が現れていると思います。

JKK東京では年に一度、来訪されたお客さまへの出口調査を実施しているのですが、2年連続で96%以上の”よい”という総合評価をいただいています。YO.Y.さんのように、職員1人ひとりが明るく誠実に接客に臨んでくれているおかげです。

東京都の政策連携団体としてコンプライアンスに対する職員の意識が高く、真面目かつスピーディに業務に取り組む姿勢が浸透しています。充実した余暇を楽しむ職員も多数います(S.T.)

嬉しいです。ありがとうございます。

YO.Y.さんが普段から口にされているのが「現状維持は退化」という言葉ですね。

ええ。下りのエレベータに乗ってじっとしていると、どんどん降りていくじゃないですか。「現状維持は退化」とは、そんなイメージです。だから下がらないようにするだけでも足を動かさなくてはならないし、上に登っていくにはさらに自分に負荷をかけなくてはならないんです。私はそんな意識を大切にしています。

YO.Y.さんは部下が失敗しても、頭ごなしに叱ることがないですね。

大切なのはなぜ失敗したかということなんですよ。もし、仕事の進め方や仕組みが問題で失敗したなら、それは本人のせいではなくて、仕組みそのものを変えるべきですから。その意味で、失敗は変革のチャンスだと思っています。

QUESTION 04 常に学び続けたい
文系の学生の皆さんにメッセージをお願いします。

文系の学生の皆さんは、学んできたことがJKK東京でどのように活かせるか、不安に感じているかもしれません。でも大丈夫。業務で必要な知識は仕事をしながら学べますし、ジョブローテーションがあるので常に新鮮な気持ちで新しい仕事に取り組み、知識を吸収できます。

JKK東京には本当に様々な仕事があるので、誰でも必ず自分にマッチする仕事に出会えると思います。また、福利厚生制度が十分に整っていますので、充実したライフワークバランスが実現できるでしょう。

私は人と関わることが好きで、人の役に立てる実感を大切にしたかったので、JKK東京での仕事にはとても満足しています。国家資格や民間資格などの取得費用を助成する制度がありますから、社会人になっても勉強を続けたいとお考えの方にぜひお勧めしたいと思います。

先程も触れましたが、私たちの仕事は1人ではできないので、協調性のある方を歓迎したいですね。

私は常に前向きで、ポジティブな方と働きたいと思います。

S.T.さんがおっしゃるように、協調性はとても大切な資質ですね。誰に対しても誠実にふるまえる方と一緒に、これからの首都・東京の快適な住まいづくりに貢献していきたいと思います。
