STAFF INTERVIEW #01
エレベーターの後づけ工事で実感する、
JKK東京ならではの居住者ファーストの姿勢
住宅営繕部 都営住宅営繕課 昇降機係 係長(2024年度当時)
2009年度入社(キャリア採用) 工学部卒


JKKを選んだ理由
経営が安定していること、福利厚生制度がしっかりしていること、全国転勤がないことなどが、入社の決め手となりました。新卒で入社した不動産会社は、リーマンショックの影響であっけなく経営破綻。その経験から、会社の業績等で経営が大きく変動しない環境を第一に考えて転職活動をしていたのです。それまでJKK東京のことは知らなかったのですが、調べたところ、非常に社会貢献度の高い事業を展開していることにも強く惹かれました。
現在の所属部署の役割
私の所属する部署では、エレベーターが設置されていない既存の都営住宅にお住まいの方からの要望を受けて、エレベーターシャフトを後付けで増築する業務を担当しています。増築に係る行政への申請業務や実施設計図のチェックなど業務は多岐にわたります。これまで公社では1000棟以上の都営住宅にエレベーターを増設してきましたが、そのほとんどが昭和40~50年代に建設された、3~5階建ての建物です。

QUESTION 01 現在担当している仕事を教えてください
よりよい住環境を
1日でも早く実現したいから
古い都営住宅にはエレベーターのない建物も多く、入居者の方々の高齢化が進む中で、その取り付けを望む声は年々深刻なものになってきました。係長である私はそうした要望に耳を傾け、工事の実施に向けて様々な折衝を進めていきます。エレベーターの増設は簡単そうに思えるかもしれませんが、増設される側の既存建物のチェックや新築するエレベーターシャフトの設計、それらに伴う行政との協議等、増設ならではの難しさがあります。非常に手間がかかる作業であることは間違いありません。
さらにエレベーターを増設したからといってJKK東京の収益が大きく伸びるわけでもありません。それでもエレベーターの増設を急ぐのは、居住者の方々によりよい住環境をお届けするために尽きます。調査のために現地を訪問すると「早くエレベーターを付けてほしい」との声を直接いただくことも多く、その都度、私の仕事に課せられた使命の重さを実感します。

QUESTION 02 JKK東京で働く魅力を教えてください
“お互いさま”の精神が
当たり前のように根づいています
東京都政策連携団体として、都の方針に沿って着実に業務を遂行していくことが求められているためでしょう、堅実で穏やかな風土がJKK東京の持ち味のように感じます。また、公社の利益だけを追い求めるのではなく社会貢献的な取り組みも重要視されています。私にとって非常に心地よい雰囲気です。
こうした社風のためか、職員の間にはお互いに支え合おうとする意識が強いと思います。それは、例えば誰かが産休を取得する際はみんなで快く送り出し、子供が熱を出したので早退する社員がいれば業務を手分けして分担したりといった場面に反映されています。「家族が病気になったので今日はリモートワークに切り替えます」と朝に連絡が入ることもあります。柔軟な働き方が無理なくできるのも、お互いさまの精神が根づいているからだと感じています。

ONE DAY SCHEDULE
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09:00
出社
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09:30
書類や図面等のチェック
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12:00
昼食
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13:00
社内打ち合わせ
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14:30
区役所での行政協議に出席
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16:30
設計中の団地を現地調査
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17:45
出先の団地から直帰
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14:30
区役所での行政協議に出席
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16:30
設計中の団地を現地調査
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17:45
行政協議終了後、出先から直帰